協会コースを受講して

プリザーブドフラワーとの出会いは2009年の母の日でした。ネットでお花を注文しようと色々と見ていたら『枯れないお花』があるという事を初めて知りました。高校生の時、華道部であったことや、とにかく物づくりの好きな私は自分でも作れるのではないかと思って、キットを取り寄せて作ってみました。初めて作ってみた時に感じた心の高まりは今でも忘れることができません。何かが自分に舞い降りて『これだ！』と思いました。
そして、JPFAの理事である田島先生のお教室でディプロマコースを受講しました。田島先生にご指導いただき、さらにプリザーブドフラワーに魅せられ基礎コースやお仕事コースなどJPFAのほとんどのコースを受講しました。2010年にお教室を始め、2011年にJPFA認定教室を開校してからもJPFAで新しいコースがでればスキルアップのために受講しています。
JPFAのコースを受講して感じたことは、自分の中に『作品』と『商品』の区別ができるようになったことです。お教室では『作品』づくりに焦点を置き、出来上がりはもちろん制作の過程も楽しみながら技術をしっかり身に着けるような内容を考えています。これは、JPFAのコースと自分のオリジナルコースを教えさせていただく上で大変役になっています。また、プレシャスプリザーブドでの販売の時は『商品』づくりという事に重点を置き、より見栄えがし、一人でも多くのお客様に手に取っていただくことのできる商品づくりをするよう心がけています。JPFAのシステムによって販売の経験を生徒さんたちに伝えていく頃ができるようになりました。
2013年秋でお教室は3周年を迎えました。ネットでキットを取り寄せた時にはまさか自分がお教室を開いているとは夢にも思いませんでした。ですが、今分かった事はこの仕事を始めてまず３年続けてこられたのは、沢山の人に出会い支えて頂いたということです。JPFAのディプロマ取得をしてから現在に至るまで支えて理解してくれた家族にはとても感謝しています。また、田島先生や、お教室に通ってくださり大切な時間を共有してくださる生徒さん達、そのほかいつも応援してくださる沢山の方々にこの場を借りて日ごろのお礼を申し上げます。これからの私は、あの初めてプリザーブドフラワーに出会った時の感動を胸に、プリザーブドフラワーやものづくりの魅力を一人でも多くの方に知っていただけるきっかけづくりをしていきたいと思います。そして、将来羽ばたいていく私の生徒さん一人一人が伸び伸びと活動の幅を広げていけるように応援をさせて頂ければと思っています。